基準値(食品中の放射性物質に関する暫定規制値:厚生労働省)
| 核種 |
基準値※1 |
放射性セシウム
※平成24年4月改訂 |
飲料水 |
10 Bq/Kg |
| 牛乳 |
50 Bq/Kg |
| 一般食品 |
100 Bq/Kg |
| 乳児用食品 |
50 Bq/Kg |
※1.
乳及び乳製品の成分規格等に関する省令の一部を改正する省令(平成 24 年厚生
労働省令第 31 号)、乳及び乳製品の成分規格等に関する省令別表の二の(一)の(1)
の規定に基づき厚生労働大臣が定める放射性物質を定める件(平成 24 年厚生労働
省告示第 129 号)及び食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件(平成 24 年
厚生労働省告示第 130 号)平成24年4月1日より施行
放射性物質(核種)
元素の同位体の数の違いを区別して“核種”と呼ばれます。不安定な同位体は別の核種に変わる時に放射線を放出します。
放射性物質の核種によって、出す放射線の種類が異なります。放射性物質には天然のものと人口のものがありますが、天然に比べ、人口の放射性核種の放射能の強さは桁違いです。例えば天然:ウラン238は 12,000Bq に対し、人工:セシウム137は 32,000,000Bq です。
原発などの事故で放出される主な人工放射性物質はヨウ素131、セシウム137、プルトニウム239です。ただしプルトニウム239はあまり遠方には放出されず、大部分は敷地周辺にとどまると思われます。
放射線の単位
示された値を評価するためには、単位の意味を理解することが大切です。
シーベルト(Sv):
この単位は、人体が放射線を受けたときの影響を、共通の尺度として表したものです。ものへの照射との違いを分類しています。
グレイ(Gy):
この単位は、物体、物質が放射線を照射されたときに吸収するエネルギーを表したものです。その放射線量を、共通の尺度として表したものです。
ベクレル(Bq):
この単位は、一般的には、放射線を出す能力を表したもので、1秒間に1個の放射性核種が壊変される能力を示すものです。例えば、人体を形成するカリウムには、放射性同位体が存在し、体重が60kgの人からは、約4000ベクレルの放射能があります。
ベクレルとシーベルトの関係は、例えば、ベクレルはボクサー自身の強さを示すとします。
ボクサーは、対戦相手に向かって数々のパンチを繰り出します。いくつかのパンチが相手に当たりダメージを与えます。
その当たったパンチがシーベルトを示します。当たった箇所によってダメージにも大小があるのと同じように、シーベルトにも係数があり、人体へのダメージは異なる、ということになります。
さらに単位の接頭語には、ミリ(m)やマイクロ(μ)、キロ(k)やメガ(M)なども用いられます。
1シーベルトは、1,000ミリシーベルト、1,000,000マイクロシーベルト、1,000,000,000ナノシーベルトとなります。つまり100ナノシーベルトと0.1マイクロシーベルトは、同じ値となります。
参考ホームページ
食品中の放射性物質の検査について(厚生労働省)
「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」(厚生労働省)
放射線Q&A(独立行政法人放射線医学総合研究所)
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