平成24年度「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」採択

平成24年度「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」採択

掲示日: 2013/06/28
関連サービス:

「化学発光法(Chemiluminescence法)を用いたコンパクトな迅速高感度COD連続測定装置の開発」事業に対し、平成24年度「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」が採択されました。

平成24年度「ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金」公募結果

大阪府立大学の前田秦昭(現;特認教授)らが発見した次亜塩素酸等様々な酸化剤存在下での有機化合物の酸化過程で生じる化学発光現象を利用し、従来のJIS準拠法と比較すると下記のような様々な利点がある新しいCOD測定装置の開発と市販化を目指すものです。


従来(JIS準拠法) 開発目標品
装置購入費 高い 安い
ランニングコスト 高い 安い
サイズ 大きい。持ち運び不可 小さい。持ち運び可
測定時間 30分~1時間 1分~5分
他物質測定への汎用性 なし あり
塩素妨害 あり。マスキング必要 なし。マスキング不要

※化学発光法:

「化学発光」は化学反応に伴う発光現象をいいます。化学発光での化学発光の原因となる化学反応としては酸化反応が一般的です。化学発光で有名なものとしては、ルミノールの化学発光があります。これはオゾン、鉄錯体、血液中のヘミンやヘモグロビンなどにより青白い発光を生じるものです。更に身近で有名なものとしては「ケミカルライト」等があります。「化学発光」は「生物発光」とも関連があります。生物において酵素が関与する化学発光を「生物発光」と呼んでいます。19世紀後半、フランスのデュボワはコメツキムシの一種であるヒカリコメツキの発光組織を調べ、ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応と名づけた化学反応によって発光現象が起こることを見出しました。 ホタルの光もルシフェリン-ルシフェラーゼ反応によるものです。