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レジオネラ属菌は、ヒトに対してどれだけ危険なのでしょうか 

分析・測定に関するQ&A

レジオネラ属菌は自然界に広く分布している細菌です。レジオネラ属菌感染の主な症状は高熱・咳・たん・頭痛などですが、重篤な場合には肺炎を起こし死に至る場合もあります。レジオネラ属菌は健康な人に対する病原性は低いが、ガン・代謝障害・アルコール中毒者・高齢者など抵抗力の弱った人に対しては強い病原性を発揮します。いわゆる『日和見感染』を起こす細菌です。世界保健機構(WHO)が制定したLaboratory biosafty manual(実験室生物安全指針L)に基づき各国で病原体の危険性に応じて4段階のリスク群が定められています。リスク群分類を基準としてバイオセーフティレベル(BSL)分類が定められています。レジオネラ属菌は全菌種とも、BSL 2に分類されています[参考]。同レベルのウィルスに、インフルエンザウィルスなどがあります。(但し、レジオネラ属菌はウィルスではなく、細菌です。)
[参考]病原体等のリスク群による分類
リスク群 1(BSL 1 が対応)
ヒトあるいは動物に疾病を起こす見込みのないもの。
リスク群 2(BSL 2 が対応)
ヒトあるいは動物に感染すると疾病を起こし得るが、病原体等取扱者や関連者に対し、重大な健康被害を起こす見込みのないもの。また、実験室内の暴露が重篤な感染を時に起こすこともあるが、有効な治療法、予防法があり、関連者への伝播のリスクが低いもの。
リスク群 3(BSL 3 が対応)
ヒトあるいは動物に感染すると重篤な疾病を起こすが、通常、感染者から関連者への伝播の可能性が低いもの。有効な治療法、予防法があるもの。
リスク群 4(BSL 4 が対応)
ヒトあるいは動物に感染すると重篤な疾病を起こし、感染者から関連者への伝播が直接または間接に起こり得るもの。通常、有効な治療法、予防法がないもの。
国立感染症研究所 病原体等安全管理規定(平成22 年6月)より

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