間欠添加方法と連続添加方法があります。
《間欠添加方法(衝撃添加方法)》
殺菌剤(単一機能型薬剤)を2~7日の間隔で、保有水に対して所定濃度になるような量の薬剤を一度に添加する方法です。この場合、レジオネラ属菌数を減少させた後に菌が立ち上がるまでの時期を殺菌効果持続期間としています。《連続添加方法》
薬液注入ポンプ等で連続注入し、冷却水中の殺菌剤濃度を一定に維持してレジオネラ属菌を抑制します。この場合防食・防スケールと殺菌効果を併せ持つ多機能型薬剤、または殺菌剤(単一機能型薬剤)を連続添加することで冷却水は殺菌され、安定な効果が得られます。
しかし処理を継続していても冷却水中のレジオネラ属菌数が増加し始めた場合は、高濃度の衝撃添加、化学洗浄の実施等の対策が有効です。