清涼飲料水・ミネラルウォーター類の分析

ミネラルウォーター類は、近年の健康志向、より安全な意識への高まりから選ばれているケースが多く、震災後の水への不安、また、災害時の備蓄水としても着目されています。 これらの背景により、安全な水の確認など、さまざまな要望に応えることができる分析、測定サービスを多くのお客さまから求められています。

厚生労働省水道水質検査機関、食品衛生法検査登録機関の資格をもち、法律に基づく検査、 製造販売メーカー側の品質管理の要望にも安価に応えることが可能です。より安全性の高い確認やお客様の要望に応えるため、放射能測定も自社分析にて 請けたまわっています。

 

平成26年12月22日に、「食品,添加物等の規格基準」(厚生省告示第370号)の一部が改正されました(厚生労働省告示第482号)。
日吉では、本改正に対応した水質検査を低価格・短納期・高品質にてサービスのご提供をさせて頂きます。
お気軽にお問い合せください。

施行

平成26年12月22日

主な改正点

1) 製造基準(原水)の項目が大幅に成分規格へ移行され、主に成分規格にて規制されるようになった。
2)清涼飲料水及び粉末清涼飲料水の成分規格において下記2点が変更された。
・カドミウムを削除
・スズを金属容器包装入りのものに限定適用
3) 「飲用適の水」が「その他の清涼飲料水」の製造基準から切り離され、「食品製造用水」として「B 食品一般の製造,加工及び調理基準」に直接規定された。

改正前

成分規格 混濁・沈殿物・ヒ素・鉛・カドミウム・スズ・大腸菌群など
製造基準 (1)ミネラルウォーター類、冷凍果実飲料、
原料用果汁以外の清涼飲料水
1. 原料
2. 原水:飲用適の水

〔水道水又は清涼飲料水の
原水の基準26項目に適合する水〕

(2)ミネラルウォーター類 1. 原水

〔水道水又はミネラルウォーター類の
原水の基準18項目
に適合する水〕

(3)冷凍果実飲料
(4)原料用果汁

改正後

成分規格 (1)一般規格 混濁・沈殿物・スズ(金属容器の場合)・大腸菌群
(2)個別規格 1. ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行わないもの)

下記検査項目表(14項目)・腸球菌及び緑膿菌※1
※1 容器包装内の二酸化炭素圧力が98kPa未満の場合

2. ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行うもの)

下記検査項目表(39項目)

3. ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水

ヒ素及び鉛(りんご果汁などはパツリン)

製造基準 (1)一般基準 製造に使用する器具及び容器包装について
(2)個別基準 1. ミネラルウォーター類

(殺菌又は除菌を行わない、かつ容器包装内の二酸化炭素圧力が20℃で98kPa未満のもの)
芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌・腸球菌・緑膿菌・大腸菌群・細菌数

2. ミネラルウォーター類

(殺菌又は除菌を行わない、かつ容器包装内の二酸化炭素圧力が20℃で98kPa以上のもの)
細菌数・大腸菌群

3. ミネラルウォーター類(殺菌又は除菌を行うもの)

細菌数・大腸菌群

4. ミネラルウォーター類、冷凍果実飲料及び原料用果汁以外の清涼飲料水
5. 冷凍果実飲料
6. 原料用果汁

検査の種類

検査は、成分規格、製造基準に対応した各検査が必要です。
下記フロー図から対象となる検査項目をご確認下さい。

検査の種類

検査項目・基準値一覧

注) 【】内の項目数は、スズ(金属製容器の場合)・パツリン(りんご果汁の場合)以外の数です。

成分規格
【19項目】

【17項目】

【42項目】

【5項目】
規格値
ミネラルウォーター類
(殺菌・除菌無)
ミネラル
ウォーター類
(殺菌・
除菌有)
ミネラル
ウォーター類
以外の
清涼飲料水
CO2圧力
98kPa未満
(20℃)
CO2圧力
98kPa以上
(20℃)



1 混濁 認めない
2 沈殿物又は固形の異物 認めない
3 スズ
(金属製容器包装の場合)
(○) (○) (○) (○) 150.0ppm以下
4 大腸菌群 陰性



1 亜鉛 5mg/L以下
2 カドミウム 0.003mg/L以下
3 水銀 0.0005mg/L以下
4 セレン 0.01mg/L以下
5 1mg/L以下
6 0.05mg/L以下
7 バリウム 1mg/L以下
8 ヒ素 0.05mg/L以下
9 マンガン 2mg/L以下
10 六価クロム 0.05mg/L以下
11 亜塩素酸 0.6mg/L以下
12 塩素酸 0.6mg/L以下
13 クロロホルム 0.06mg/L以下
14 残留塩素 3mg/L以下
15 シアン
(シアンイオン及び塩化シアン)
0.01mg/L以下
16 四塩化炭素 0.002mg/L以下
17 1,4-ジオキサン 0.04mg/L以下
18 ジクロロアセトニトリル 0.01mg/L以下
19 1,2-ジクロロエタン 0.004mg/L以下
20 ジクロロメタン 0.02mg/L以下
21 シス1,2-ジクロロエチレン及び
トランス-1,2-ジクロロエチレン
総和0.04mg/L以下
22 ジブロモクロロメタン 0.1mg/L以下
23 臭素酸 0.01mg/L以下
24 硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素 10mg/L以下
25 総トリハロメタン 0.1mg/L以下
26 テトラクロロエチレン 0.01mg/L以下
27 トリクロロエチレン 0.004mg/L以下
28 トルエン 0.4mg/L以下
29 フッ素 2mg/L以下
30 ブロモジクロロメタン 0.03mg/L以下
31 ブロモホルム 0.09mg/L以下
32 ベンゼン 0.01mg/L以下
33 ホウ素 30mg/L以下
(ホウ酸として)
34 ホルムアルデヒド 0.08mg/L以下
35 有機物等(全有機炭素) 3mg/L以下
36 異常でないこと
37 臭気 異常でないこと
38 色度 5度以下
39 濁度 2度以下
40 腸球菌 陰性
41 緑膿菌 陰性
42 ヒ素 不検出
43 不検出
44 パツリン (○)
(りんご果汁の場合)
0.050ppm以下

 

製造基準
【5項目】

【2項目】

【2項目】

【51】

【21】

【18】

【43】
基準値
ミネラル
ウォーター類
(殺菌・除菌無)
ミネラル
ウォーター類
(殺菌・
除菌有)
ミネラルウォーター類、
冷凍果実飲料及び
原料用果汁以外の
清涼飲料水
(⑧~⑪のいずれかに適合)
CO2圧力
98kPa
未満
(20℃)
CO2圧力
98kPa
以上
(20℃)



1 芽胞形成亜硫酸還元嫌気性菌 陰性
2 腸球菌 陰性
3 緑膿菌 陰性
4 大腸菌群 陰性
5 細菌数 ○※ 100以下/mL
(※のみ5以下)
6 水道水質基準(水道水)
51項目
水道水質基準適合
ミネラルウォーター類
(殺菌・除菌無,CO2圧力98kPa未満)
②の個別規格14項目⑤5項目


19項目

成分規格及び製造基準の個別基準に適合
ミネラルウォーター類
(殺菌・除菌無,CO2圧力98kPa以上)
②の個別規格14項目⑥2項目

16項目
成分規格及び製造基準の個別基準に適合
ミネラルウォーター類
(殺菌・除菌有)
③の個別規格39項目⑦2項目

41項目
成分規格及び製造基準の個別基準に適合
7 0.3mg/L以下
8 カルシウム、
マグネシウム等(硬度)
300mg/L以下

検査機器・検査風景

誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP/MS)

カドミウムやヒ素などの重金属を測定する最新の分析機器です。

イオンクロマトグラフ(IC)

硝酸性イオンなどを測定する最新の分析機器です。

細菌検査

大腸菌などの細菌を検査している風景です。熟練した検査員が検査しています。

ゲルマニウム半導体検出器

放射性セシウムを高感度に測定することができる測定機器です。

 

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