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西の湖における水質および周辺環境の変化が藍藻の構成に与える影響(2024年度)

カテゴリ
学会
発表または掲載年月日
2025.11.16
発表学会/学会誌名
第61回日本水処理生物学会 埼玉大会
発表題目
西の湖における水質および周辺環境の変化が藍藻の構成に与える影響(2024年度)
発表者
1阪井 俊夫、1藤井明美、1川上奈津子、1中村 昌文(1(株)日吉)、2一瀬 諭(2元琵環研セ)
発表者所属
概要
西の湖は琵琶湖の内湖であり、近年は水質の悪化に伴う植物プランクトンの大量発生および夏季のカビ臭の発生などの問題が常態化しており、水質の改善が急がれる。本研究では、西の湖湖心において植物プランクトンのモニタリング調査(2024年4月~2025年3月の1年間)を行った。加えて、栄養塩類等の水質調査および西の湖周辺の気象等環境変化と、藍藻綱の植物プランクトンの種構成の変化の関係性について考察した。その結果、西の湖では西の湖での藍藻の変遷は湖水中のNO3-Nの変化と連動していると示唆された。水質に変動を与える要素としては、夏季の台風や大雨による窒素源の流入、西の湖の下流の水門の開閉によって滞留時間の変化などが考えられる。

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