高分子凝集剤(粉末タイプ)
薬品詳細
名称 | 高分子凝集剤(粉末タイプ) |
英名 | Powder type polymer flocculants |
性状 | 顆粒状 |
色 | 白色~オフホワイト色 |
比重、pH | かさ密度500~700kg/㎥, pH2~4(1.0 wt%) |
濃度 | ポリマー濃度85%以上 |
性質 | 濡れたときは非常に滑りやすい。水に溶かすと粘稠な溶液となる。 水溶液は徐々に加水分解され、凝集性能が低下していく。 |
商品一覧(荷姿)
- フレコン

- 通いコンテナ

- クラフト袋
15kg

特徴
POINT 1
フロックサイズが大きく、沈降しやすい。
POINT 2
無機凝集剤に比べ低添加率で効果が出る。
POINT 3
薬品由来のケーキ発生がほとんどない。
POINT 4
粉末状態では約1年間保管可能。
POINT 5
保管に場所を取らない。
POINT 6
処理対象によりアニオン、ノニオン、カチオン、両性凝集剤を選択可能。
POINT 7
安定した処理効果を得るために最適品の選定が必要。
用途例
- 下水処理
- 工業排水処理
漏洩時の対応
- 人体に対する注意事項:作業の際には必ず保護具を着用する。
- 環境に対する注意事項:排水溝などに流出させない。
- 除去方法:少量の場合適切な器具を用いて回収し、廃棄する。
大量の場合、粉塵結合剤で回収し、廃棄する。
粉の飛散を避け、周囲の発火源を除くこと。
Q&A
A1 処理対象物の性状の変化が考えられますので、変化に合わせた薬品の再選定をお勧めいたします。
日吉では自社グループ内に選定試験室を持っておりますので、汚泥性状の変化に合わせた薬品を選定させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください。
A2 高分子凝集剤を溶解すると、時間にともない荷電量が減少していくため、使用の都度溶解頂くことが望ましいと言えます。
アニオン溶解液の場合10日で20%, カチオン溶解液の場合5日で20~30%荷電量が減少するとの報告もあります。
高分子凝集剤(エマルジョンタイプ)
薬品詳細
名称 | 高分子凝集剤(エマルジョンタイプ) |
英名 | Emulsion type polymer flocculants |
性状 | 液体 |
色 | クリーム色 |
比重、pH | 比重 約 1.0、pH 約 4 |
濃度 | ポリマー濃度50% |
性質 | 漏出/流出すると床が滑りやすくなる。粉末タイプに比べて速やかに溶解する。 鉱油のような臭いがある。 |
商品一覧(荷姿)
- コンテナ

- QBテナー
20kg

特徴
POINT 1
フロックサイズが大きく、沈降しやすい。
POINT 2
無機凝集剤に比べ低添加率で効果が出る。
POINT 3
薬品由来のケーキ発生がほとんどない。
POINT 4
溶解前の状態では約3か月間保管可能。
POINT 5
処理対象によりリニアタイプ、クロスリンクタイプを選択可能。
POINT 6
安定した処理効果を得るために最適品の選定が必要。
用途例
- 下水処理
- 工業排水処理(食品工場、金属工場、鍍金工場)
漏洩時の対応
- 人体に対する注意事項:作業の際には必ず保護具を着用する。
- 環境に対する注意事項:排水溝などに流出させない。
- 除去方法:少量の場合適切な吸着剤に吸着させ、法令に従い吸着剤を廃棄する。
大量の場合、ポンプで容器に回収する。
残留物除去の補助には、塩化ナトリウムを使用すること。
Q&A
A1 処理対象物の性状の変化が考えられますので、変化に合わせた薬品の再選定をお勧めいたします。
日吉では自社グループ内に選定試験室を持っておりますので、汚泥性状の変化に合わせた薬品を選定させて頂きます。
お気軽にお問い合わせください。
A2 高分子凝集剤を溶解すると、時間にともない荷電量が減少していくため、使用の都度溶解頂くことが望ましいと言えます。
アニオン溶解液の場合10日で20%, カチオン溶解液の場合5日で20~30%荷電量が減少するとの報告もあります。