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滋賀県における新型コロナ下水サーベイランスデータを公開

2024.03.30
分析検査

当社は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い下水中のコロナウイルスを京都大学・高知大学、株式会社ウォーターエージェンシーと共同で検査、監視する下水サーベイランスを実施しています。

滋賀県における新型コロナ下水サーベイランスの調査データが京都大学大学院工学研究科附属流域圏総合環境質研究センター(以下:京大流域圏センター)のホームページにて、令和5年8月21日から公開されましたので、当社サイトでもお知らせいたします。

滋賀県下水サーベイランスデータ(更新:3月26日採水日まで)

下水中ウイルス濃度は先週から減少しました。(更新:3月26日採水日まで)

*「下水中新型コロナウイルス濃度 [コピー/L]」(青色実線)は週ごとに県内複数の下水処理場から得られた下水サンプルを繰り返し分析をした濃度データ(下水1LあたりのRNAコピー数)の幾何平均を表示。
**「定点あたり新規感染者報告数」(緑色棒グラフ)は滋賀県定点医療機関(60医療機関)から報告された新型コロナウイルス感染症新規感染者数の定点あたり1週間合計を記載。データは滋賀県 健康医療福祉部 健康危機管理課より取得。

下水サーベイランスとは

感染症ウイルスに感染した多くの人は、鼻や唾液にウイルスを放出するだけでなく、糞便にもウイルスを排出しています。

これらのウイルスは下水とともに下水処理場へと集まるため、下水中のウイルス量を調べることで地域の感染状況を把握できると考えられ、これを下水サーベイランスといいます。